マイクラプロ入門1
マインクラフト
プログラミング
マイクラのうごかしかた
- マイクラの操作方法(そうさほうほう)です。もう知ってるよ!って人は次のページへ。
- 【まえにすすむ】→ Wキー
- 【ひだりにすすむ】→ Aキー
- 【みぎにすすむ】→Dキー
- 【うしろにすすむ】→Sキー
- 【ジャンプする】→スペースキー
- 【イベントリー(アイテムそうこ)をひらく】→Eキー
- 【チャットをうつ】→Tキー
- 【チャットをとじる】→Escキー
- 【回転(かいてん)する】→マウスうごかす
- これくらいわかっておけば十分です。
- マインクラフトのプログラミング(長いので【マイクラプロ】と、言うことにします)では、【エージェント】というロボットを動かして、「建物(たてもの)などをつくるプログラム」をつくります。
マイクラプロ
エージェントくん
- このロボットは、もちろん【プログラミング】で動きます!
- プログラミングをマスターして、自在(じざい)にタートルを操り(あやつり)ましょう。

- では、まずプログラミングをする準備(じゅんび)をします。
- 「Code Connection for Minecraft(コードコネクション フォー マインクラフト)」を用意します。※マインクラフトの画面(がめん)からはなれるには、「T」キーをおして、チャットモードにしましょう。
プログラミングのじゅんび
- このような画面(がめん)がひらくので、右のボタンをクリックします。これで、左の文字がコピーされます。(ひだりの文字はパソコンによってちがいます)


- すると、「Code Connection for Minecraft(コードコネクション フォー マインクラフト)」が下のようながめんになりますので、「MakeCode(メイクコード)」をクリックしてください。
- 後は、マイクラのチャットにコピーした文字をはりつけます。(はりつけ方は、「Ctrl(コントロール)」キーをおしながら、「V」キーを1度だけおします。わからなければきいてください)
- はりつけられたら(下の文字はパソコンによってちがいます)、「Entar(エンター)」キーをおしてください。


プログラミングのじゅんび
- 下のようになれば準備(じゅんび)OKです!次からプログラミングをはじめます!
- 下の画面(がめん)になりますので、「新しいプロジェクト」をクリックします。※「題名未設定(だいめいみせってい)」のところは、前につくったプロジェクトですので、はじめはありません。


プログラミングのじゅんび
ステップ①「エージェントをよびよせる」
- まず、かんたんなプログラムをつくってみます。それは「エージェントをよびよせる」プログラムです。
- 左がわの【エージェント】という文字をクリックしてみましょう。
- いろいろ表示(ひょうじ)されるので、「エージェントを自分(じぶん)の位置(いち)にもどす」ブロックをつかみます。(左クリックをおしっぱなしで、つかむことができます)
- そのままマウスを動かして、「チャットコマンド”run”を入力(にゅうりょく)した時」というブロックの中にいれます。


- 後は、チャットに"run"を入力(にゅうりょく)すれば動くのですが、せっかくなので、ここも変えておきましょう。
- なんでも良いですが、このプログラムはよく使いますので、カンタンにうてる文字にしておきます。ここではAgent Warp(エージェントワープ)の略(りゃく)ということで”aw”にしておきます。

ステップ①「エージェントをよびよせる」

- できたら、マインクラフトにもどり、チャットに「aw」と入力して、「Entar(エンター)」キーをおしましょう。
- エージェントくんが、目の前にくれば成功(せいこう)です!※チャットモードは「Esc(エスケープ)」キーで、おわれます。

- なんとなくプログラミング方法(ほうほう)がわかりましたか?
- このようにチャットからプログラムを実行(じっこう)しながら、エージェントを動かすのが基本(きほん)となります。
- ちなみに「エージェントをよびよせる」プログラムは、これから何回(なんかい)もつかいます。消(け)さずにのこしておいてください。
- ほかにもいろんなことができるので、まずはステップをクリアしながら、すこしずつ見ていきましょう。
ステップ①「エージェントをよびよせる」
- では、次は「エージェントを歩(ある)かせる」プログラムです。
- これは下の命令(めいれい)ブブロックをつかいます。※【エージェント】のなかにあります。

- このブロックは、(エージェントが、むいているほうに)「1ブロック移動(いどう)させる」ブロックです。
- 「前(まえ)」というところは、クリックすると「前後左右(ぜんごさゆう)、または上下(じょうげ)」に変更(へんこう)することができます。
- 「1」のところも、2や3など、ちがう数字(すうじ)にかえれます。
- 今はとりあえず、なにも変更(へんこう)せずに動かしてみましょう。
- このプログラムもチャットから実行できるように、「チャットコマンド””を入力(にゅうりょく)したとき」をつけましょう。これは【プレイヤー】のなかにあります。
- ””のなかも、変更(へんこう)しておきます。ここではMove(ムーブ)の"m"としておきます。


ステップ②「エージェントを歩(ある)かせる」
- では、マイクラにもどり、チャットから「m」を入力(にゅうりょく)してみましょう。
- エージェントが1歩すすんだら成功(せいこう)です!カンタンですね。
ステップ②「エージェントを歩(ある)かせる」
- 次は、「エージェントの向きをかえる」プログラムをつくっておきましょう。
- これもとってもカンタンです。下の命令(めいれい)ブブロックをつかいます。
- 「左(ひだり)」のところは、「右(みぎ)」にもかえられますが、うしろはありません。
- うしろに向かせたいときは、左か右か、どちらかを2回すれば「うしろ」になりますね。
- 「エージェントの向きをかえる」プログラムもよくつかうので、カンタンにつかえるようにしておきましょう。下のようにしておくとカンタンです。
ステップ③「エージェントの向きをかえる」


- 「左(ひだり)にかえる」は、Left(レフト)の”l”(Lの小文字)、「右(みぎ)にかえる」はRight(ライト)の"r"にしています。
- これでチャットに”l”(Lの小文字)を入力(にゅうりょく)すれば、エージェントは左を向き、"r"を入力すれば右を向くようにできました。
- このチャレンジでは、下の問題(もんだい)のプログラムをつくることに挑戦(ちょうせん)してください。
- ぜんぶの問題(もんだい)が完成(かんせい)すれば、講師(こうし)に見せてください。
- それぞれのプログラムは最初(さいしょ)に「エージェントをよびよせてから」実行(じっこう)されるようにしてください。※わからないときは前のページをみても良いし、質問してもOKです。
チャレンジ①
- 問題1:エージェントが「前に3歩すすみ」、「右を向き」、「前に3歩すすむ」プログラムをつくってください。
- このプログラムは、チャットに「a1」と入力(にゅうりょく)すると、うごくようにすること。
- 問題2:エージェントが「上に2歩すすみ」、「左を向き」、「前に3歩すすむ」プログラムをつくってください。
- ※このプログラムは、チャットに「a2」と入力(にゅうりょく)すると、うごくようにすること。
- 問題3:エージェントが「右に2歩すすみ」、「後ろを向き」、「前に3歩すすむ」プログラムをつくってください。
- ※このプログラムは、チャットに「a3」と入力(にゅうりょく)すると、うごくようにすること。
ステップ④破壊(はかい)する
- 次は、エージェントが「破壊(はかい)する」プログラムをつくってみましょう。
- これは、下の命令(めいれい)ブロックです。

- 「前」のところは、かえることができるので「下」にかえてください。
- 今までとおなじように、チャットから実行(じっこう)できるようにもしておきます。
- Destroy(デストロイ:はかい)の"d"にしておきます。

ステップ④破壊(はかい)する
- これをチャットから実行(じっこう)してみると、エージェントが下にあるブロックを破壊(はかい)できたと思います。
- 破壊(はかい)したブロックは、アイテムになってプカプカ浮いていると思います。

- エージェントは、自動(じどう)ではアイテムをひろいませんので、「ひろわせる」命令(めいれい)も必要(ひつよう)になります。次のページへ。
ステップ⑤拾う(ひろう)
- アイテムをひろわせるためには、下の命令(めいれい)ブロックをつかいます。
- この命令(めいれい)で、エージェントは近くにあるアイテムをなんでもひろいます。
- 「破壊(はかい)する」と「ひろう」はセットでつかいたいので、下のようにしましょう。


- では、チャットからうごかしてみましょう。
- ※エージェントの下に、ブロックがないときは「ひろう」だけをします。
ステップ⑤拾う(ひろう)
- エージェントがひろったアイテムは、エージェントがもっています。
- エージェントに近(ちか)づいて、右クリックしてみましょう。
- 左上に「土」ブロックが入っていますが、これがさっきひろったアイテムです。
- 次は、このひろったアイテムを、置(お)いてみましょう。次のページへ。

ステップ⑥ブロックをおく
- エージェントがもっているアイテムは、おくことができます。下の命令(めいれい)ブロックです。
- さきほど破壊(はかい)したところにおきたいので、「下」にかえましょう。
- また、Place(プレイス:おく)なので、チャットから”p”を入力(にゅうりょく)すれば、うごくようにしましょう。


- できたら、チャットから実行(じっこう)して、ブロックをおいてください。
- ちなみ、別のブロックがあるところには、ブロックはおけません。おこうとすると失敗(しっぱい)します。
スロットのせつめい
- 赤枠(あかわく)のところは、それぞれ番号(ばんごう)が、きまっています。
- この入れるばしょのことを「スロット」といいます。
- 「アイテムをおく」という命令(めいれい)をしたときに、エージェントがおくのは「1」のスロットに入っているアイテムです。
- つまり、それいがいのところにアイテムを入れておいても、おくことができません。
- 「どのスロットのアイテムをおくか?」は変更(へんこう)することができますが、もうすこし後でやりましょう。

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スロットのせつめい
- 青枠(あおわく)のところは、おくことはできない、ただの持ち物(もちもの)です。
- 緑枠(みどりわく)のところは、スティーブ(プレイヤー)のアイテムです。エージェントから、プレイヤーにアイテムをわたすことができます。

ステップ⑦ループをつかう
- アイテムの「壊(こわ)しかた」、「ひろいかた」、「おきかた」がわかれば、色々なことができるようになりますね。
- たとえば、たくさんの土ブロックをあつめて家(いえ)をつくる、などです。
- そのためには、「おなじ命令(めいれい)を何回も」することになりますよね?
- たとえば、ブロックをあつめるためには、エージェントを「1歩前にすすむ」と”d”を、何回も実行(じっこう)しないといけません。
- それを楽ちんにする方法(ほうほう)が「ループ(くりかえす)」という命令(めいれい)です。
- あたらしいプログラム(”dr”)をつくり、下のようにしてみましょう。

- 「エージェントが前に1ブロック移動(いどう)させる」を「10回くりかえす」という意味(いみ)になります。つまり、エージェントが「10歩うごく」と同じです。これがループです。
ステップ⑦ループをつかう
- もちろん、前にすすむだけじゃブロックをあつめられませんね。
- 【「破壊(はかい)する」と「ひろう」】もたしてあげましょう。

- できたら、ためしてみましょう。
- ぜんぶの問題(もんだい)が完成(かんせい)すれば、講師(こうし)に見せてください。
- 前の問題(もんだい)のこたえは、けしてもOKです。
- それぞれのプログラムは最初(さいしょ)に「エージェントをよびよせてから」実行(じっこう)されるようにしてください。※わからないときは前のページをみても良いし、質問してもOKです。
チャレンジ②
- 問題1:エージェントが「下のブロックを破壊(はかい)、ひろう、前に1歩うごく」を「くりかえし」、【土ブロック5このをあつめる】プログラムをつくってください。
- このプログラムは、チャットに「a1」と入力(にゅうりょく)すると、うごくようにすること。
- 問題2:エージェントが「前のブロックを破壊(はかい)、ひろう、前に1歩うごく」を「くりかえし」、【土ブロック5このをあつめる】プログラムをつくってください。
-
※前にブロックがあるばしょからスタートさせましょう。
- ※このプログラムは、チャットに「a2」と入力(にゅうりょく)すると、うごくようにすること。
-
※前にブロックがあるばしょからスタートさせましょう。
- 問題3:エージェントが「下のブロックを破壊(はかい)、ひろう、下に1歩うごく」を「くりかえし」、【土ブロック3このをあつめる】プログラムをつくってください。
- ※下にほっていくと、4ブロック目は岩盤(がんばん)になります。
-
- ※このプログラムは、チャットに「a3」と入力(にゅうりょく)すると、うごくようにすること。
- さて、次は、いよいよカンタンな建築(けんちく)をはじめましょう。
- すでにエージェントのスロットには、土ブロックが3こ以上あると思いますので、ブロック3この高さの柱(はしら)をつくってみましょう。
ステップ⑧柱(はしら)をつくる
- もちろん「ループ」をつかうので、下のようになります。次へつづく。

- すこし気をつける点(てん)があります。
- エージェントはプレイヤーがいるばしょにはブロックをおけませんので、少しエージェントと離(はな)れてからプログラムを実行(じっこう)しましょう。
- うまくいけば下のようになると思います。ためしてみましょう。
ステップ⑧柱(はしら)をつくる

- カンタンですね。
- もちろん、くりかえす数をふやせば、もっと高い柱(はしら)もつくれます。
- ぜんぶの問題(もんだい)が完成(かんせい)すれば、講師(こうし)に見せてください。
- 前の問題(もんだい)のこたえは、けしてもOKです。
- それぞれのプログラムは最初(さいしょ)に「エージェントをよびよせてから」実行(じっこう)されるようにしてください。※わからないときは前のページをみても良いし、質問してもOKです。
チャレンジ②
- 問題1:エージェントが「下のブロックを破壊(はかい)、ひろう、右に1歩うごく」を「くりかえし」、【土ブロック5このをあつめる】プログラムをつくってください。
- このプログラムは、チャットに「a1」と入力(にゅうりょく)すると、うごくようにすること。
- 問題2:上の問題1でつくった【土ブロック5このをあつめる】プログラムを利用(りよう)して、【土ブロック5こ、あつめて】、そのあと、その土ブロックをつかい【ブロック5この高さの柱(はしら)】プログラムをつくってください。
- ※このプログラムは、チャットに「a2」と入力(にゅうりょく)すると、うごくようにすること。
- 問題3:上の問題1でつくった【土ブロック5このをあつめる】プログラムを利用(りよう)して、【土ブロック6このをあつめて】、そのあと、その土ブロックを【左に6こ、ならべる】プログラムをつくってください。
- ※柱(はしら)が、たおれたような形(かたち)です。
- ※このプログラムは、チャットに「a3」と入力(にゅうりょく)すると、うごくようにすること。
チャレンジ③
- ぜんぶの問題(もんだい)が完成(かんせい)すれば、講師(こうし)に見せてください。
- 前の問題(もんだい)のこたえは、けしてもOKです。
- それぞれのプログラムは最初(さいしょ)に「エージェントをよびよせてから」実行(じっこう)されるようにしてください。※わからないときは前のページをみても良いし、質問してもOKです。
- 問題1:エージェントが「タテに5ブロック、ヨコ5ブロック分のカベ」をつくるプログラムをつくってください。
- このプログラムは、チャットに「a1」と入力(にゅうりょく)すると、うごくようにすること。
- 問題2:エージェントが「ヨコに5ブロック、奥行(おくゆき)5ブロック分の床(ゆか)」をつくるプログラムをつくってください。
- ※このプログラムは、チャットに「a2」と入力(にゅうりょく)すると、うごくようにすること。
- 問題3:エージェントが「ヨコに5ブロック、奥行(おくゆき)5ブロック分の天井(てんじょう)」をつくるプログラムをつくってください。
- ※このプログラムは、チャットに「a3」と入力(にゅうりょく)すると、うごくようにすること。
ステップ⑨壁(かべ)をつくる
- 壁をつくります。
ステップ⑩変数(へんすう)をつかう
へんすうのつかいかた
ステップ⑪屋根(やね)をつくる
へんすうつかう
ステップ⑧ブロックをこわす条件ぶんき)
ブロックをおく かいだんじょう へんすうつかう
マインクラフトエデュケーション
By kinocode
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